「対中政策」の転換期

 

機械翻訳を利用した個人的な訳ですので誤訳によって生じた損害の責めは負いかねます。おおよその内容を把握するためのものとしてご利用ください。

 

 

Institute of Pacific Relations. Part 13-14 p.4928-4929(抜粋)

 

1944年には、12月のコーデル・ハル国務長官の辞任を含めて、国務省内や国務省外への、大幅な人員の移動があった。1945年には、ヤルタ会談ルーズベルト大統領の死去、サンフランシスコ会談、ドイツの降伏、日本の降伏、ポツダム会談、ソ連と中国との間での協定の締結(アメリカの奨励による)があり、外相理事会の初会合が開催され、12月には、トルーマン大統領によって「新しい」政策になると宣言された「合衆国の対中政策」が発表された。

合衆国政府が、中国に関する慣例や約束に矛盾する行動を最初に取り始めたのは1945年であって・・それ以前ではない。政府は、中国の内戦、すなわち国民政府と共産主義者との間の紛争に関して、介入路線に乗り出した。政府の言葉や行動が「反対する」との態度を表すようになったのはその時だった。その後、合衆国政府は圧力をかけた。国民政府に対する圧力。共産主義者に「不利」にではなく、共産主義者を代理した圧力。共産主義者の不利益のためではなく、事実上、国民政府に不利な圧力。

――スタンリー・ホーンベック

 

 

 

Institute of Pacific Relations. Part 1-3 p.812-813(抜粋)

 

延安・5月1日
4月後半、中国共産党・第七回全国大会が延安で開催された。これは現代中国の歴史における最も重要な出来事の一つだ。この大会の任務は、国民党政府の誤った政策の結果、生じた危機から国家を救うため。日本の侵略者を徹底的に打ち負かし、殲滅するため。独立・自由・民主・統一・強大富国の新中国を設立するため、反攻の直前に、中国全土の人民を集結させることにある。

(中略)

以下は、毛沢東主席から、延安の中国共産党・第七回全国大会に宛てられた政治報告の英文モールス信号の続きであり、その前編は「連立政権が必要だと毛沢東は言う」との題名で報告された。報告の中で、毛沢東は、日本の侵略者の打破、および新中国の設立のための計画を提示した。

(中略)

「中国人民は、国民党政府に、日本の侵略者を徹底的に敗北させ、いかなる妥協も許さないと要求すべきである。同時に中国人民は、八路軍、新四軍、その他の人民軍を拡大すべきである。さらに、中国人民は、敵が侵入した場所にはどこであれ、戦闘で同胞と直接協力する用意のある抗日軍を、あまねく、自発的に、展開すべきである。」

 

 

 

Institute of Pacific Relations. Part 7-9 p.3078

 

1945年6月10日

アメリカ合衆国大統領

ハリー・S・トルーマン

謹啓:1941年、ルーズベルト大統領の推薦で蒋介石総統が私を政治顧問に任命した時、米国の政策は統一中国を支持することだった。現在、米国の政策に大きな変化が生じているようであり、それは中国の政治的危険、さらには領土的分断の危険までも招くかもしれず、そのうえ米国・ロシアの間の衝突や敵対の危険を招くかもしれない。

国家としての中国を支援するにあたり、中国の内政問題において、米国は一政党の全面的な支持を表明しているとの推測を避けようと、つい最近まで細心の注意が払われてきた。現在、根本的な変化があるようだ。米国の政策のスポークスマンとみなされている人々の公的な発言は、今や米国が中国政府を一つの政党かつ唯一の政党と認め、その党を保全すると約束し、将来その党が競争相手を鎮圧することを支持するかもしれない、と多くの中国人に思わせることを助長する。
中国人の間のこのような信念は、米国が中国の一政党を率先して引き受けたとロシア人に感じさせるかもしれず、ロシアが他方の主要政党を率先して引き受けることを正当化するかもしれない。その結果、米露間での極東問題の議論にとって実際の出発点になるであろう、戦略的地域を支配するための政治的党派性と敵対の状況に、我々は一直線に向かっているのかもしれない。

このような展開は、中国の政治的・領土的保全を長年支持してきた米国自身が、中国の政治的・領土的分割と同一視される新たな政策を始めた、と多くの人々の目には映る。

これらの検討は重大な危機の可能性を指し示すので、中国あるいはロシアの政治を通じてこの問題にアプローチすることでは危機を回避することはできないという意見を、大統領のあなたに述べることが、市民としての義務であると私には感じられた。
解決に向けた第一歩は、現在の米国政策の驚くほど急な漂流を訂正することでなければならない。

米国の対中政策については、最近実践されたように、その政策の策定にも実施にも関与していないアドバイザーに公平に再検討させるよう、最大の熱意をもって、あなたに敢えて力説する。
敬白
オーウェンラティモア